一月のことば

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 正月といえば「初詣」が日本人の習慣の一つである。今年も次男と一緒に初詣に近所の神社に行くこととなった。天気も良いためか、かなりの人ごみである。特に多く目立ったのは若いカップル。老若男女いろいろな服装で粛々と歩いては立ち止まり、また歩くという牛歩のペースで祭壇に進み、お賽銭を投ずる。日本人ならではの整然とした行動であるがこうした日本人特有の行動を諸外国では「日本人化」とよぶそうだ。通常であれば集団化・暴徒化したりする状況でも整然と一定の不文律で行動できることは日本人の特徴らしい。
 日頃は周囲を気にしない若者も多いが正月・神社という環境ではさすがに「若い日本人」も「日本人化」する。
ゆっくり歩いていると次男が「鳥居の真中にある石の道は神様が通る道と決まっているので本当は端を歩くのが良いらしい」とつぶやく。「すみません。知りませんでした。」と謝りながら、「この人ごみでは無理だよな。」と返事をして参拝は無事終了。
 「日本人化」の裏に根付いている文化・歴史を今一度学び、混沌とした時流に流されないように一年を過ごしたい。

 

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<略称 MT>