毎月のことば

2021

2021年のことば

四月のことば

 4月は英語で「April」。古代ローマでは、草木が芽吹き花々が開く春の季節ということで、「開く」を意味するラテン語「Aprilis」を4月の名称として用いていたそうです。

 日本では4月は別名「卯月」。卯月の由来は「卯の花月」(卯の花が咲く月)を略したものというのが定説となっています。

 4月は卯の花だけでなく、多くの花が「開き」、新年度、新学期等新しい「始まり」の季節。私共、三菱電機トレーディングでも人事異動があり、新しい職場で活動を開始する人がいます。また、新しく入社する仲間を迎えます。

 コロナ禍になって2回目の春。生活様式は様変わりして来ましたが、4月独特の、期待と緊張が入り混じった感じは変わらない気がします。外出等を控え、少し縮んでいた背筋を伸ばし、新しい始まりを新しい仲間とともに楽しみたいと思います。

三月のことば

 今年の3月は例年に比べて少し気温も高いそうで、春の空気や暖かな陽気に心和む日々になってきました。二十四節気のひとつである啓蟄は現在の3月6日頃とのことで、この頃になると冬眠していた虫たちが地面からはい出して来て再び活動し始めるとされています。私たち人間はと言えば、コロナ禍での巣ごもりから中々外に出にくい状況が続いている今日です。私自身も自宅にこもりがちで休日も外出を控えるようになり又あまり動かないので、気分転換がしにくい中で自分なりの工夫をせねばと思い立ち、自宅からさほど遠くない多摩川沿いをウォ-キングすることにしました。多摩川沿いを北上していくと、良く晴れた日には富士山もはっきり見え、自然の中を歩くことで、爽やかな気分になり明日への活力も湧いてきました。

 混沌とした世の中でも、春に向けて芽吹く草花のように、活動を再開する生き物のように、少しでも前を向いてそして今までよりも変化を楽しみながら過ごしていけたらと思っています。

二月のことば

 今年の節分の日は2月2日、124年ぶりだそうです。節分と言えば豆まきですが、その由来は宮中で大晦日に行われていた追儺(ついな)という、疫病や災害を引き起こして人々を苦しめる疫鬼を追い払う儀式と言われています。また、節分は文字どおり季節の分かれ目で、暦のうえでは翌3日の立春から季節は春になります。節分の日には、商売繁盛と無病息災を祈りながら小声で豆をまいて、恵方巻を作法どおりに無言で丸かじりして、新型コロナという新たな鬼を追い払ってしまいたいものです。今月末からは新型コロナワクチンの接種が始まり、先に光が見えてきます。季節だけでなく日々の暮らしにも春が来たことが実感できるよう、一人一人がもう少し我慢しながらコロナ感染予防・防止を徹底したいものです。そして一日でも早く、休みなくご尽力いただいている医療関係者の方々が普通の生活に戻れるように、経済活動が回復するように一致団結しましょう。

一月のことば

 「目出度さも ちう位也 おらが春」、小林一茶晩年の句。なにかと思い通りにならない中、新春を迎えて詠んだ一句です。いよいよ新しい年が始まりましたが、新型コロナの流行で新春のおめでたさも中くらいの感じがします。

 そんな気分の中、今年はどんな年になるのか少し想像してみました。まず、ワクチン接種が始まります。安全性や有効性の慎重な見極めは必要ですが、接種が本格化するに連れて徐々に感染が収束していることでしょう。医療現場は異常な状態を脱出、会食・旅行等はコロナ前レベルまで復活し、オリンピックも順調に開催されて活気が戻ってきます。テレワークや時差出勤等は拡大しワークライフインテグレーションが進展、生活の質は向上しています。来年の今頃はきっとみんなで集り、新年をお祝いしていることでしょう。でも、コロナ対策で多額の税金を使ったので、その後始末も待っています。バラ色とまではいかなくとも希望溢れる年になってもらいたいものです。

 今年は丑年、牛の歩みは遅くとも、じっくりと一歩一歩、やるべきことを丁寧に選び着実に実行し少しでも良い未来を創り出すことが大切だと感じます。